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2007年12月

2007年12月28日 (金)

北九州に行ってきました・・・その2

二日目、すっかり気に入った「棚湯」、もちろん朝風呂にも入ってきました。

夜とはまた違う朝の新鮮な空気を吸いながら、朝から極楽、極楽。

 

朝食を済ませ、今日は別府温泉とはまるで雰囲気の違う、長崎の近くにある「ハウステンボス」が目的地です。

それにしても、別府温泉は私にとって、また来たい温泉地の一つになるほどステキな温泉地でした。

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長崎に向かう途中湯布院に少しだけ立ち寄りました。

お目当ては、湯布院で有名なロール・ケーキのお店です。

シャレタ店内に入ってロール・ケーキを注文すると、「今日中にはお召し上がりください」との店員さんの言葉にお土産にするのはあきらめて、今日のおやつに四分の一カットを買いました。

他にも面白そうな店や美術館などありましたが、湯布院はまたの機会にと「ハウステンボス」に向かって車を走らせました。

大分自動車道から、長崎自動車道、西九州自動車道と、まさに北九州横断の道でした。

途中車の中で、湯布院で買ったロールケーキをいただきました。スポンジのフワフワとやわらかいこと、その美味しさにびっくりしました。


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今日の宿は、「ハウステンボス」に隣接したホテルを取ってありました。部屋は9階、窓から「ハウステンボス」が一望できました。

一際高い建物が目をひき、眼下にはそこだけ日本ではない、オランダの風景が広がっていました。

早速パスポートを買って、「ハウステンボス」内に入りました。

ゲートを入るとまず迎えてくれたのが、テディーベアの館でした。

たくさんのテディーベアに会うことができました。

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次に、楽しみにしていた、3D映像の「ミステリアス・エッシャー」の館で立体感あふれる不思議な世界を体験しました。

そして、その次は何と映画出演しちゃいました。

というのも、「グランド・オデッセイ」というアトラクションで自分の顔写真を撮って、お客さん達が出演者の一人となり、映画のストーリーが進んでゆくというものでした。

自分はどんな役だろうと、ちょっとドキドキしながらその映画を楽しみました。

私の役は、宇宙船を守るガーディアンの役でした。しかも、そのガーディアンのリーダー役の女性が私でした(ちょっと笑っちゃいましたけど)


その後、夕食が予約してあったので、「ハウステンボス」をいったん出て、日本料理のお店で懐石をいただきました。

この日もクリスマス・イベントとして花火が打ち上げられるということを聞き、夕食の後、また「ハウステンボス」へ戻りました。

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冬の「ハウステンボス」は夜のイルミネーションが綺麗だと聞いて楽しみにしていましたが、再入場すると、建物はもちろん、木々、水路までイルミネーションで飾られ、各広場には、さまざまなクリスマス・ツリーがまばゆい光を放ち、夢のような世界でした。

うっとりと、夢心地でいると、夜空に花火が打ち上がりました。

昨夜の別府湾での花火とは違い、イルミネーションに彩られたオランダの街の上に打ち上げられた花火は、まさにクリスマスの夜を彩るロマンチックな花火でした。


二日目の夜は異国情緒たっぷりに、過ぎて行きました。

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2007年12月27日 (木)

北九州に行ってきました・・・その1

最近、家にいるとせわしなく過ぎてゆく年末に、旅に出るのが楽しみになってきました(大掃除もそこそこに 笑)

今年は、子供たちもクリスマスをそれぞれに外で楽しむようになり、思い切ってクリスマスに旅に出ることにしました。

行き先は、高校の修学旅行以来となる北九州に決めました。

出発日が、クリスマス・イブの24日なので、クリスマス・イブにふさわしい旅先はどこかとずい分迷いました。

博多の夜、長崎の夜、それぞれ魅力がありそうでしたが、やはり、大好きな温泉に決めました。

九州の北部にはたくさんの名湯がありますが、歴史ある名湯、別府温泉に決めました。


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フライトがお昼だったので、ゆっくりと家を出て、フライトの1時間程前にセントレア(中部国際空港)に着きました。セントレアもすっかりクリスマス・カラーに彩られ、セントレアのキャラクター「なぞの旅人フー」もサンタ姿で迎えてくれました。
    

 

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時間があったので、セントレアで食べるときはここと決めている魚の味醂粕漬が美味しい店でお昼を食べました。

お腹も満ち足りて、時間となり、福岡空港に向けて飛び立ちました。

 

わずか1時間強の空の旅でした。

福岡空港に着いてすぐにレンタカーを借り、別府に向けて高速道を走らせました。

九州自動車道から、途中大分自動車道に入りました。

大分自動車道に入ると、正面に山が幾重にも重なりいい風景でした。

 

湯布院あたりまで来ると、山々が部分的にはげ山のようになっていたのは不思議でした。

 

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湯布院を過ぎると、視界が開け海が見えてきました。別府湾です。何とも穏やかな湾内でした。その湾を囲む市街にはあちらこちらから、湯煙が立ち上っていました。

別府インターチェンジで降り、地獄めぐりをしたかったのですが、夕闇も迫り、せめてもと思い、血の池地獄だけ見てきました。

確かに真赤な色をした池でしたが、地獄と呼ぶには迫力に欠けていたように感じました。


そして、今日の宿泊地のホテルにたどり着きました。

とても大きなホテルで、別府市街が見下ろせる高台に建っていました。

ラッキーなことに、今夜はクリスマス・イブなので、別府港で特別に花火が打ち上げられるということを聞きました。

クリスマスとは縁遠いと思いながら温泉を選んだのに、思いがけないイベントに得をしたような気持ちになりました。

夕食の後、いよいよこのホテルの名物、屋上にある「棚湯」という露天風呂に入りに行きました。ガイド・ブックの写真などでも紹介されていて、今回の旅の最も楽しみな一つの露天風呂でした。

「棚湯」はその楽しみにしていた予想以上の満足のいくお風呂でした。

「棚湯」という名前の意味が、実際に来て見てやっとわかりました。

それは、露天風呂が「棚田」のように広がっているのです。

高い屋上から露天風呂に浸かり、眼下に広がる別府市街の夜景を眺め、心からくつろぐことができました。

そして8時、別府湾に花火が上がりました。

露天風呂に入りながら、イブに冬の花火を見る、もうそれだけで別府温泉にきた甲斐がありました。


一日目、とても満足な旅の始まりでした。  (続く)


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2007年12月14日 (金)

ぶらっと伊賀上野

私の家から見える山々も高い山では頂上が白くなっています。
雪がもう降っているのでしょうね。
冬の気配がますます強まってきました。


初しくれ猿も小蓑をほしげ也

これは松尾芭蕉の句です。

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先日、伊賀上野に用事があって行った帰りに、時間があったので、上野公園に立ち寄ることにしました。
上野公園は、上野城あり、忍者屋敷あり、芭蕉翁記念館ありと何ともバラエティーにとんだ公園です。
忍者屋敷と芭蕉翁記念館の取り合わせは、あまりにギャップがあり過ぎて、ちょっと笑えます。子供に人気の(?)忍者屋敷には行かずに、芭蕉翁記念館は300円の入館料を払って見学してきました。
芭蕉直筆の掛軸などもあり興味をそそられましたが、やや展示物不足の感はいなめませんでした。

Iga2 その後、芭蕉の旅する姿をモチーフにした「俳聖殿」という建物を見てきました。
「俳聖殿」は、昭和17年10月、芭蕉生誕三百年祭を記念して建てられた、木造檜皮ぶき、八角重層塔建式の聖堂です。
外容は芭蕉の旅姿を表現した特殊な様式の建物で、二階の屋根は旅笠、一階の八角型の屋根は旅衣、その中間は顔を、大きな廂を支える周囲の円柱は行脚する翁の脚絆と杖をアレンジしたものだそうです。

さて、松尾芭蕉と言えば、あまり俳句に馴染みのない人でも「古池や蛙飛び込む水の音」の句は浮かんでくるほど、有名な俳人ですね。
でも、実を言うと私も中学の時に習った「奥の細道」の作者であるというぐらいで、あまり松尾芭蕉については知りませんでした。
最近短歌や俳句に親しむ機会が増えるにつれて、改めて松尾芭蕉のすごさが、少しづつわかりかけてきたような気がします。
今まではそんなにも思っていなかったのに、我が三重県がその松尾芭蕉の生誕の地であるということに誇りさえ覚えるようになりました。

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「俳聖殿」の中です。芭蕉の像がありました^^


  

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芭蕉が生まれた家です・・・


今の季節にぴったりな芭蕉の句をいくつか紹介しますね^^


冬の日や馬上に氷る影法師


何にこの師走の市にゆく烏

なりにけりなりにけりまで年の暮れ

夜すがらや竹氷らする今朝の霜

雪と雪今宵師走の名月か

忘れ草菜飯に摘まん年の暮

旅に病で夢は枯野をかけ廻る



やはり、芭蕉の句っていいですよね!

でも、まだ私は芭蕉の世界に一歩足を踏み込んだ状態のままです。
芭蕉については、もう少し調べたり、いろんな俳句に触れたいと思っています。

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上野公園から伊賀平野を眺めました・・・


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2007年12月 9日 (日)

イエローマジック

金色の小さき鳥のかたちして銀杏散るなり夕日の岡に  与謝野晶子

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紅く色づく紅葉は、もちろんきれいなのですが、全てが黄色に黄葉する銀杏もみごとですね。

私の家の近くの公園に、一本の大きな銀杏の木があります。
その銀杏の黄葉を見たくて、何度も足を運びました。
もう少し、もう少し、と待ち望んでいましたが、秋と冬が同時に存在するようになった頃、木全体が曇りのない黄色に覆われていました。
でも、今日見に行ったら、葉はほとんど散って、あたり一面黄色い絨毯が敷き詰められたようになっていました。

風に吹かれて次々と落ちてくる銀杏の葉はたとえようもないほど美しいのですが、与謝野晶子はそのようすを「金色の小さき鳥のかたちして」と、何ともうまい喩えを使って、銀杏の葉の散るようすを表現しています。

私はそんなにうまく喩えることはできませんが、「イエローマジック」とでも呼びたいような、正に黄色の魔法です。

銀杏が黄色く色づくメカニズムは

『冬になると、気温が低下して葉の光合成能力が下がり、さらに乾燥により葉から水分が損失してしまいます。そのため、冬には落葉させたほうが樹木にとって生理学的に有利なのです(落葉樹の場合)。
葉をそのまま落葉させると、葉の中の「クロロフィル」をそのまま損失してしまうことになります。そのため、樹木は落葉させる前に葉の「クロロフィル」を分解して回収します。
葉の主な色素は緑色の「クロロフィル」と黄色の「カロチノイド」です が、「クロロフィル」が分解され「カロチノイド」が残った結果、葉が黄色くなります。葉が黄色くなるのは黄色い色素が新しく作られるのではなく、もともと 緑色で隠れていた「カロチノイド」の黄色が顔を出したのです。』

ということです。

生物学的な理由に納得はしますが、それにしてもやはり自然は偉大なるマジシャンですね^^
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銀杏の葉   ゲーテ(井上正蔵訳)


これは はるばると東洋から

わたしの庭に移された木の葉です

この葉には 賢者の心をよろこばせる

ふかい意味がふくまれています

これは もともと一枚の葉が

裂かれて二枚になったのでしょうか

それとも 二枚の葉が相手を見つけて

一枚になったのでしょうか

こうした問いに答えられる

ほんとうの意味がどうやらわかってきました

わたしの歌を読んであなたはお気づきになりませんか

わたしも一枚でありながら あなたとむすばれた二枚の葉であることが

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