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2008年5月 9日 (金)

弥勒菩薩に会いたくて・・・

今年のゴールデン・ウィークはガソリン代も上がったことだし、家でゆっくり過ごそうと決めていました
5月3日からの4連休、洗濯したり、花の手入れをしたりしながらのんびりと過ごしていました
でも、3日目になると私の中のおでかけ虫がもぞもぞして、このまま今年のゴールデン・ウィークが終わってしまうのかと思うと、せめて最後の6日にはどこかへ出かけようと予定を変更しました
家でじっとしていた分、後悔のない小旅行にしたいと、私の大好きな京都に行くことにしました

今回は写真で見て一目ぼれした、広隆寺の弥勒菩薩像に会いに行くことにしました
嵯峨野の散歩もしてみたいと、いつもより早めに家を出ました
3回目の新名神の走行です
前回より新緑がやや青みを増して、初夏を感じさせてくれました

歴史の街京都でも最も古い寺広隆寺は、映画村で有名な太秦にあります
建立は603年とされていますから、今から1400年以上も前のことになります
聖徳太子建立の日本七大寺の一つです

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太秦に着いて広隆寺の駐車場に車を止めようとしたら、車がまばらで「やったぁ~穴場のスポットだ」と喜んで、拝観料700円を納め広隆寺に入って行きました 
さあ、一目ぼれした弥勒菩薩像との対面です
菩薩像は新霊宝殿に安置されていました
新霊宝殿に入って行くと驚いたことに思っていた以上に仏像がたくさん置かれていました
四天王、十二神将と見て行くと一番中央にお目当ての弥勒菩薩像が置かれていました
写真でみた通りの優しいお顔、そしてしなやかで繊細な指、何か瞑想しているような姿に完全に魅了されてしまいました

0605koryuji30 全身から染み出るような優しさ、柔らかな曲線、特に右頬に触れようとする右手のほっそりと伸びた中指、軽く曲げられた薬指は、仏の慈悲そのものの象徴のような美しさです
この姿は「半跏思惟」と呼ばれており、飛鳥時代に造られたものだそうです
国宝認定第一号というのも納得がいく美しさでした

この像にはエピソードがあって、昭和35年、この像に魅せられた大学生が弥勒菩薩像に抱きついてキスをしようとして、右手の薬指を折ってしまったそうです
そんなことがあったせいか、残念ながら間近でみることができませんでした

弥勒菩薩というのは、釈迦の亡き後この世に現れて民衆を救う仏様なのだそうですが、釈迦が亡くなった後、修行を終えて弥勒菩薩がこの世に現れるまでに、何と56億7千年かかるそうです
だからこそ、当時の人々は弥勒菩薩を待ちわび、救いを求めて像を造ったのでしょうね
しばらくうっとりと眺めていました
(写真は広隆寺のパンフレットより)

広隆寺は重要文化財はもちろん、国宝の宝庫で「泣き弥勒」と呼ばれている弥勒菩薩や「阿弥陀如来坐像」「十一面千手観音立像」なども国宝で、それぞれにとても魅力的でした
国宝といえば、この時期だけ特別拝観がされていた「国宝・桂宮院本堂(八角円堂)」も観ることができてラッキーでした
十分に満足をして広隆寺を後にしました

二つ目の目的地嵯峨野に向かって桂川沿いに車を走らせました
途中嵐山を通り過ぎて行ったのですが、ここはあふれるばかりの観光客でいっぱいでした

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嵐山を通過して行く時に、天龍寺の前に「世界遺産の庭園」という看板が目に付き、これは見逃せないなと思い嵯峨野の入り口付近に車を駐車しました
歩いて天龍寺へ戻りました 寺の本堂には入らず、庭園だけを見て回りました

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曹源池は廻遊式庭園で岩や木立がみごとに配置されており、背景に亀山や嵐山が借景としてうまく取り入れられておりなるほど、世界遺産に名前を連ねる庭園だと思いました


そして嵯峨野に戻り、縁結びの野宮神社からはじまり、嵯峨野らしい竹林の小道をぶらりぶらりと散歩しました

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かつては人里離れた侘しい場所であったろう常寂光寺や、芭蕉の門弟で有名な去来の住んでいた落柿舎などを見て周りました

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(常寂光寺)           (落柿舎)

汗ばむ程の天気のいいゴールデン・ウィークの最終日、写真で一目ぼれした弥勒菩薩を実際に観て、また惚れ直し、そして嵯峨野をのんびりと散策し、ゴールデン・ウィーク4連休の楽しみを凝縮したような有意義な一日を過ごすことができました


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京都」カテゴリの記事

コメント

京都に住んでいたので
よく行きましたよ、品がありますよね。

中宮寺も見てね<法隆寺の隣です。

http://ameblo.jp/sunday-tuzuki/entry-10088796374.html#cbox

投稿: 夢見る夢子 | 2008年5月 9日 (金) 19時31分

夢見る夢子さん

こんばんは

中宮寺にある半跏思惟像、見せていただきました
こちらも優しそうでとっても綺麗なお顔をしてみえますね^^

京都に住んでらして、いつでも好きな時にお気に入りの仏像に会いに行けるなんて素敵な時間を過ごされましたね^^

投稿: vanilla | 2008年5月 9日 (金) 20時18分

こちらの写真は立体的で明るく綺麗ですね
天龍寺は修学旅行で2回行きましたが 座禅をさせてもらえなくてザゼンでした いつか京都にのんびり行ってみたいです

投稿: セザンヌ | 2008年5月 9日 (金) 23時10分

セザンヌさん

こんばんは!
弥勒菩薩の写真はパンフからいただきました、それならいいかな?と・・・

>天龍寺は修学旅行で2回行きましたが
2度も京都に修学旅行だったんですか?
修学旅行ではあわただしくゆっくりできませんものね^^
今度はのんびりと京都を楽しんできてください 座禅もたっぷりと(ザゼンでした にならないように(爆

投稿: vanilla | 2008年5月 9日 (金) 23時40分

大好きな京都の旅日記ありがとうございます
弥勒菩薩は歴史か美術の教科書に載っていた記憶がありますが、改めて見るとなんと表現していいかわからないぐらいに魅力的です
竹林の小路いいなぁ
人力車がとても良いアクセントになっていて
どうしてこんな素敵な写真が撮れるのか、毎回感心してしまいます

投稿: tetuya | 2008年5月10日 (土) 00時22分

tetuyaさん

おはようございます♪
弥勒菩薩は教科書に載っていたようです
本当に魅力的でしょ?

>竹林の小路いいなぁ
この日嵐山はすごい人だったのですが、嵯峨野の方に歩いてきたら思ったより人が少なくて、こんないい写真を撮ることができました(自分で言うな! 笑
人力車にはいつも乗ってみたいなと思うのですが何しろ料金が高いですぅ~

いつも、コメントありがとうございます*^-^*ニコッ♪

投稿: vanilla | 2008年5月10日 (土) 10時58分

私はこの間「木喰展」を見てきました。
年代別に展示してありましたが
目がドンドン^^になってきて
私までニコニコになって帰りました。

投稿: きなこ | 2008年5月11日 (日) 21時53分

きなこさん

コメントありがとうございます^^
「木喰展」って京都で開かれていたのですか?
私も見てみたいです
前に写真で見たことありますが、本当に
>目がドンドン^^になってきて
その表現わかります~あんなに笑われたら恐い顔して見てられませんよね!

今度嫌なことがあった時に見に行きたいですぅ~☆^▽^☆

投稿: vanilla | 2008年5月12日 (月) 15時22分

いやぁ、ホントに Precious Moments には好みが満載。こん中で暮らしたいぐらい。
中宮寺と広隆寺の弥勒菩薩、どちらがいいか友達と言い合ったことがあるんですが、論の立つ友人に言い負かされ、「そういう理屈をつけんでも美しいのが広隆寺の方や」と負け犬の遠吠え。
常寂光寺は若い時から好きですが、落柿舎は札幌時計台なみのくだらなさと思っていましたが、今行けばよく感じるかもしれません。なんせ柿やからなぁ。
弥勒菩薩に抱きついた不届き者は京大生です。許せん。

投稿: 朝霧 圭太 | 2008年11月21日 (金) 09時58分

圭太さん


いやぁ~ここまで来てくださったのですか~感激です!


私は、中宮寺の弥勒菩薩を実際に見ていないので、私にはどっちが魅力的に感じられるかはわかりませんが、写真で見て、中宮寺の弥勒菩薩も綺麗ですね・・・heart04
それにしても、弥勒菩薩は釈迦が亡くなってから、56億7千年後にこの世に降りられる未来菩薩だというのが何かすごいなぁ~と感心します(その頃地球は存在するのか?・・・)
>落柿舎は札幌時計台なみのくだらなさと思っていましたが、今行けばよく感じるかもしれません。なんせ柿やからなぁ。
キャハハハ~出ました!柿happy01
でもね、私も外から見て、同じようなこと(札幌時計台なみの・・・)思って、中には入りませんでした
今度圭太さんがいらっしゃることがあったら、リポートお願いしますねo(_ _)oペコッ

投稿: vanilla | 2008年11月21日 (金) 14時05分

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