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2008年11月17日 (月)

高雄の紅葉―京都の秋1

11月もちょうど半ばを過ぎました 
街の木々も紅に黄に染まり、落ち葉も舞い落ちるようになってきました 
秋も終盤を迎えています

さて今週末もまた、好天に恵まれず曇り空・・・小雨もぱらついていましたが、 天気予報の「曇りのち時々晴れ」を信じて京都へ出かけることにしました 
久しぶりの大好きな京都です 
今回はもみじの名所である「高雄」を訪ねることにしました 
京都の郊外では「大原」「嵯峨野」「鞍馬」には行ったことがありますが、「高雄」は初めての地です
新名神高速に入ると、すぐに「霧 走行注意」の案内が表示されていました
T__039_3 T__035_3 確かに、走っていくと鈴鹿山系は濃い霧につつまれており、遠景は水墨画のように神秘的な風景でモノクロームの世界からのスタートとなりました
京都の市街地に入り、周山街道(国道162号)を北へ北へと上りました 
お目当ては高雄山 神護寺です 
周山街道の途中で「高雄―嵐山パークウェイ」の高雄ゲートがあり、そこからパークウェイに入りました 
入り口のゲートをくぐるとすぐに大駐車場があり、そこに車を停めました 
駐車場にももみじの木が植わっており、その木々ももう真っ赤に紅葉していました 
これなら神護寺の方はもっとすごいのだろうとワクワクしてきました
駐車場からは、まず下り坂になっていて、坂道沿いにライトが設置され夜間はライトアップの中、紅葉を楽しめるようになっているのがわかりました 
どんどん下り坂を降りていくと澄んだ清滝川があり、そこに朱塗りの高雄橋が架かっていました
T__073_3 T__077_3 高雄橋を渡ると神護寺の入り口でした 
寺の門も見えないほど長く長く登りの石段が続いていました 
いつものようにゆっくりと辺りの風景をカメラにおさめながら登っていきました 
長い登り坂なので道の所々に「休み処」があり、それらの店も風情があっていい感じでした
Ok80_3 T__088_3 T__104_3 T__111_4 店先でもみじを油であげた「もみじの天ぷら」なども売っていて驚きました 
もみじをていねいに洗い、塩漬けにしたものを揚げているのだそうです 
長い坂道でしたが道沿いはもみじがたくさんあり、紅の葉・黄葉・橙色の葉などさまざまな色づきをしていて紅葉のグラデーションが素敵でした
そしてようやく楼門にたどりつきました
Ok52_2  
古くて立派な楼門で門前のもみじととてもマッチしていました 
ここで拝観料500円を納めて境内に入っていきました 
「神護寺」は平安京遷都に尽力した和気清麿が建てたものとされています 
最澄を招いて講義がなされたり、空海が入山し14年間ほど住持していた歴史的なお寺ですご本尊が祀られている金堂はさらに石段を登ったところにありました
Ok54_2  
T__140 T__136_4 金堂は昭和9年に再建されたもので歴史的には新しいお堂ですが、本尊である木像の薬師如来立像は平安時代の作で国宝でした 
他にも重文の日光・月光菩薩像や四天王・十二神将の像などが祀られていました 
金堂から西の方へ下っていくと地蔵院があり、ここでは眼下に錦雲峡を望むことができ、厄除けに「かわらけ投げ」が有名で、私も一組二枚のかわらけ(素焼きの小皿のようなもの)を頂戴して谷あいに向かって投げました
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風にのるとけっこう遠くまで飛ぶのだそうですが、私の投げたかわらけはすぐに失速して近くに落ちていきました (厄除けになったのでしょうかね 笑) 
神護寺で最も古いお堂は空海が住していたとされる大師堂ですが、ここはやはり風格もあり、落ち着いた佇まいでした
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とにかく境内はもみじが多く、紅葉真っ盛り「高雄の紅葉」として名を馳せているのがよくわかりました
Ok22_2 Ok77_2 Ok99_2 Ok88_2 そんな紅葉を眼と心に焼き付けて、神護寺をあとにしました

そのあと、「高雄―嵐山パークウェイ」を走り、嵯峨野に向かったのですが、それはまた続きとしておきます
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京都」カテゴリの記事

コメント

明るいものより、しっとりと落ち着いた紅葉が好きな僕には、垂涎ものの風景です。この時期、大移動を行う民族の最終目的地たる京都でよくこれだけ落ち着いた雰囲気の写真が撮れましたね。good
参道の橋・茶店も、境内のお堂も大人の雰囲気でほれぼれします。見るだけなら雨は実にいいもんですね(実際に行ったvanillaさんは鬱陶しかったでしょうが)。特に五段目右の写真、茶店の灯と紅葉。何か想像力の膨らむ一枚です。
僕は大学が京都でよく人から「いいところだったでしょう」などと言われるのですが、ほとんど風景の記憶がありません。今、京都に住んだら一瞬もじっとせずあちこち見て回っているでしょうが。
かわらけ投げは高尾でしたか。確か古典落語で出てくるんです。筋もサゲも覚えていませんが。

投稿: 朝霧 圭太 | 2008年11月17日 (月) 22時55分

vanillaさん、おはようございます。
高雄というと京都屈指の紅葉の名所ですよね。
まだ一度も訪ねたことがなく、一度訪ねてみたいと
思っていました。念願かなって今日はvanillaさんの
ブログで拝見できてとても嬉しいです。

テレビでは紅葉のシーズンになると必ずと言っていいほど
神護寺が放映されます。今が一番綺麗な時なのでしょうね。

高雄橋から神護寺までの参道、きつかったでしょうね。
橋もお茶屋さんも紅葉の中にすっぽり包まれて
とても綺麗ですね。
金堂も立派ですね。国宝や重文、一度見てみたいです。
瓦投げ、こんな深い渓谷を見ながら投げるのですか。
足元がすくみそうですね。
空海が住んでいた大師堂も趣がありますね。
遠い昔がしのばれます。

素敵なvanillaさんのお写真を見ていたらますます
京都を訪ねたくなりました。
でも今は混んでいるでしょうね。
いろいろ楽しませていただき どうもありがとうございました。

投稿: hiro | 2008年11月18日 (火) 09時25分

圭太さん

おはようございます♪
この日は小雨がぱらぱらとしていましたが、実は私も雨の日の紅葉もしっとりといいのでは・・・と思って出かけたのです
人が少ないというのもいいですよね!
でも、やはり高雄のモミジ、雨に関係なく思っていたより人は多かったです
晴れてたらもちろんもっともっと多かったでしょうけど^^
人はなるべく写らないようにと、いつも通り気を使って撮りましたよ


雨に紅葉、確かにしっとりとしていていい感じでした
木の幹が雨を含んで、黒くなってるのが風情があって、私はいいなぁ~っと思いましたよmaple

それから、茶店の灯と紅葉、これいいでしょ?
圭太さんもそう思っていただけて嬉しいです
これもこんなお天気の日だったからこそ撮れた風景だなって、自分でも気に入って茶店の写真かなり撮ってきました(笑)
圭太さんも、雨の日の紅葉狩り、是非いかがですか?


若い頃は紅葉狩りなんて興味なかったですよね
そう思うと歳を重ねるのも、いいものですね!happy01

投稿: vanilla | 2008年11月18日 (火) 09時31分

hiroさん

おはようございます♪
私も高雄ははじめてで、今回は何の情報もなしに行きましたので、参道の長~~い登り坂はきつかったです
でも、前ならきっと、ただただしんどいだけだったでしょうが、カメラをぶらさげて歩くようになってからはあれこれカメラに収めながら歩いていますので、辛さより楽しさの方がほんの少し大きいですhappy01

金堂の薬師如来立像は、とてもふくよかな薬師如来でしたよ 素敵でした
瓦投げも是非^^
高所恐怖症の私でも投げられましたから、大丈夫ですよ

着いた頃はまだ小雨が降っていたのですが、まもなく雨も上がって、雨上がりのしっとりとした空気に山全体が包まれてるみたいで、なかなかいい雰囲気でした
真っ青な空に紅や黄の葉っぱも、もちろん素敵ですが、たまにはこんな雨の日の紅葉狩りもいいものだなって思いました

hiroさんも、機会があったら訪ねていらしてくださいねmaple

投稿: vanilla | 2008年11月18日 (火) 10時09分

なるほど、これが「高雄の紅葉」ですか、あまりにも有名すぎて、人多すぎ、車コミコミのイメージが先行していまだ行ったことがありません。
ピーカンのほうが写真にはいいでしょうが、散策するには小雨の方がしっとりして落ち着いていいのかも。
かわらけ投げはあっちこっちにあるようで、落語の方ではこの近くの「愛宕山」が使われていますが、ここがそうなんですかね。
写真もしっかりと撮るべきところをおさえていますね。
紅葉の天ぷらは食べましたか。私はまだ食べたことありませんが。大阪では箕面が有名ですね。

それにしてもあっちこっちと縦横無尽ですね。来週の連休はいずこへ?

投稿: ロム | 2008年11月18日 (火) 12時43分

ロムさん

こんにちは♪
>あまりにも有名すぎて、人多すぎ、車コミコミ
晴れてたらそうかもしれませんね
お天気悪くてラッキーだったのかな?(o^-^o)
雨も早くに上がったし、帰りに嵐山を通ってきたのですが
すご~い人でびっくりでした
紅葉は後一歩のようでしたが・・・


かわらけ投げは、神護寺が発祥とされているそうですよ
以後、日本各地の高台にある花見の名所などで、酒席の座興として広まったらしいです
高雄山は愛宕山山系の一つの山になるそうですよ


紅葉の天ぷら、食べませんでした
店の人の話では、揚げたては脂っこいけど、冷めるとしっとりと美味しいらしいです
ロムさん、一度作られたらいかがですか?maple


私、ほんとよく出歩きますねぇ~(≧∇≦)

投稿: vanilla | 2008年11月18日 (火) 16時13分

真っ赤な紅葉、峡谷・・・そんなところを車で走らせると、気持ちいいでしょうね!

ゆったりとした時間の中で、きっと、この記事を書かれたのでしょう。。。

宮崎の鵜戸神宮でも、下の石のくぼみにきき腕と反対の腕で投げて、幸運を呼び込むのがありますよ!

投稿: べあ坊 | 2008年11月22日 (土) 13時26分

べあ坊さん

こんばんは!
いらしていただいてありがとうございます(o^-^o)

紅葉の中のドライブは気持ちいいですよ
紅葉を愛でるのも日本人だけなのでしょうかね・・・
日本は四季の移り変わりがはっきりしているからでしょうか?
こんな時は日本に生まれてよかったと思います


>宮崎の鵜戸神宮でも、下の石のくぼみにきき腕と反対の腕で投げて
普通に投げても難しいのに、きき腕じゃない方で投げるなんて私には無理です(。>0<。)

投稿: vanilla | 2008年11月22日 (土) 21時44分

vanillaさん、寄らせていただきました。

紅葉の京都っていいですね。
しっとりと落ち着いた美しさを感じます。
まさにJapanese beautyですね。
京都にも長らく行ってないので、また行ってみたくなりました。

投稿: ハートフィールド | 2008年11月27日 (木) 23時08分

ハートフィールドさん

いらしていただきありがとうございますo(_ _)oペコッ
古都のお寺に紅葉は、日本の秋を象徴するような風景ですね
JRの「そうだ京都いこう」のポスターを見ると本当に行きたくなってしまいます
ハートフィールドさんも是非いらしてください
12月のはじめ頃までは綺麗だそうですからmaple

投稿: vanilla | 2008年11月28日 (金) 08時49分

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