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2008年12月

2008年12月26日 (金)

九州への旅Ⅰ-熊本

23日から、今年最後の旅にでかけました 
クリスマスの旅です 
子どもたちも大きくなって家族でのクリスマスも卒業しましたし、不思議とクリスマスの時期の旅は安上がりなんです 
クリスマスが終わった頃から年末年始特別料金でグーンと費用が高くなるんです
今年は春に名古屋城、夏に大坂城を訪ねてきたので、日本三名城の残る一つ「熊本城」がどうしても見学したくて九州の旅に決めました
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クリスマスムードいっぱいのセントレアを10時に出発、空路で熊本空港に向かいました
1時間足らずのフライトで熊本に到着、レンタカーを熊本市街に走らせました 

時間に余裕があったので、途中で水前寺公園―正式には水前寺成趣園に立ち寄りました 庭全体が東海道五十三次を模したと云われています 
Ok1 なるほど、富士山とおぼしき小丘が庭の中央に配置されていました 
冬枯れで残念でしたが、緑で青々とした庭の風景はなかなか見事だろうと思いました 
池の水が阿蘇の伏流湧水だそうで澄んでいて、とてもきれいでした 
たくさんの水鳥が悠々と遊んでいました おもしろかったのは、鳥たちの中で鴨が二羽、喧嘩をしているのか求愛をしているのかお互いの首筋あたりをねらってしきりにつつきあいをしている姿でした 
Ok6 Ok7 Ok10 かなりしつこく激しいつつきあいで水しぶきをあげなら長時間やっていました 見ているとそれがユーモラスでついつい時間を忘れて見入ってしまいました

さて本日の本命の「熊本城」へ
天守閣が小高い丘の上に建っているので、遠くからその姿は見えていました 
近づくにつれて黒塗りの美しい大小天守閣がせまってきました 
城の周りを廻りながら二の丸駐車場に車を停めましたが、石垣が長く続いており、また城全体が広くスケールの大きさにまず驚かされました 
Ok32 Ok34 Ok40 加藤清正が7年の歳月をかけて創建してから、昨年で築400年にあたり市をあげて「熊本城」の再建、復興に力を入れてきたようです 今年の4月には「本丸御殿」をも完全復元して公開していました
入園料500円を払い、入城しました 
櫓(やぐら)が多いのもこの城の特徴で、櫓とはいいながら「宇土櫓」などは三層五階の大きな櫓で普通の城なら天守閣に相当する大きさでした 
かつては大小たくさんの櫓が建てられていたそうで、なるほど「難攻不落の城」だったことがよくわかりました
天守閣に入る前に、復元なった「本丸御殿」を見学しました 
昔ながらの建築法で復元されており、釘など一切使わない造りは見事でした 
T__328 T__333 各広間は奥にいくほど格式が高いそうで奥にある「若松之間」障壁画は金箔地の上に絵が描かれており、さらにその奥にある「昭君之間」は障壁画に中国前漢の美女「王昭君」の物語が描かれ、天井は格子の一つ一つに草花が描かれ当時の豪華絢爛な文化が偲ばれました
T__355 T__352 T__357 最後に大小天守閣に登りました 
大天守は地上6階、小天守が地上4階からなり、各階は博物館のように資料が展示されており、熊本城の歴史を物語っていました 
加藤家から細川家と城主がうつり、明治の「西南戦争」で焼失するまでの歴史がよくわかりました
まさに日本の城を代表するような、すばらしいお城でした

この日は市内のホテルに泊をとり、夕食はライトアップされた熊本城が見える郷土料理屋さんで食べました 
Okyo1 Okyo2 熊本といえば「馬刺し」、ちょっと抵抗があるかなと思っていたら、くせもなくおいしいことおいしいこと 
「辛子蓮根」は鼻にツーンときてさすがにたくさんは食べられませんでした 
本当は九州なので焼酎が合うんでしょうがビール党の私は九州でもビール、熊本城を眺めて郷土料理に舌鼓をうった旅の1日目でした 

 
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有明海の夕暮れです・・・

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2008年12月11日 (木)

冬の風物詩-ウインターイルミネーション

先日、今年いちばんの冷え込みでした 
朝、車のフロントガラスが薄く凍りついていました 急いでいたのでお湯をかけたのですが、かけたとたんにそのお湯がまた凍りついてしまいました 
身体が感じる寒さよりも、お湯がすぐに凍りついたことに厳しい寒気を感じとりました いよいよ、冬到来ですね


寒い冬が苦手な私ですが、クリスマスがもつウキウキした雰囲気は大好きです 
12月はなんといってもクリスマスの月です 
24日が待ちきれないように街中にクリスマスムードが漂っています 
商戦の戦略だとは思いつつも頭の中に山下達郎の「クリスマス イブ」のメロディが流れてしまいます 
各地のイルミネーションのニュースもいろいろ目にするようになりました
昨年初めてあるフラワーパークのウインターイルミネーションを見に行ってそのスケールの大きさと幻想的な光景に感動しました
今年はそのウインターイルミネーションがますます話題になっていて、いろんな番組で「日本一のイルミネーション」と銘打って紹介されていました 「450万球の光の祭典」「日本の冬の風物詩」などさまざまな賞賛でアピールされていました 
すごい人出が予想されましたが、昨年の感動をもう一度味わいたくてでかけることにしました 
平日だからか、駐車場にもすんなり車を停めることができました と言っても大駐車場はほとんど満車状態、入り口から人の波でした
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入り口付近の木や植え込みにもイルミネーションの飾りつけがされており、早くも気分がウキウキしてきます
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入場ゲートを通ってしばらく歩くと2本の巨樹が1本はブルー、もう1本が白の光をまとって輝いています 
さらに進んでいくと人工池の上に光の河ができており色を何色にも変えながら流れています 
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そして100mほどの金色に輝く光のトンネルを抜けると圧巻の光の広場が待っています 
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昨年はこの広場が
「銀河」(←よかったら見てください)になっていました 
銀河にはあちこちで流れ星がながれ、まるで銀河鉄道から眺めているようで感動的でした 今年の広場のテーマは「花」でした 
広場は「光のお花畑」へと姿を変えていました
チューリップをイメージした赤白黄とムスカリをイメージした青の光の帯がまるで富良野の花畑のように広がっていました 
あちらこちらに光の蝶が飛んでいました 
今年もスケールの大きさに息を呑みました でも2回目だからでしょうか、昨年の「銀河」ほどの感動はありませんでした 周りの人たちが「すごいね、来た甲斐があったね!」としきりに話していたので、初めての人には大きな感動のシーンだったのでしょう
紅葉もライトアップされ綺麗でした
イルミネーションとのコラボも素敵でしたよ
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三重県桑名市のフラワーパークでクリスマスを過ぎても来年の3月6日まで開催しています 
お近くの方は一度いらしてください 「来る甲斐」はありそうです 
ちなみに入園料は2,000円と少し高いようにも思いますが、1,000円分は金券としてレストランや売店で使用できます
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2008年12月 5日 (金)

十二月のうた

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12月になりました
12月の声をきくと、1年の終わりだなと感慨深くなります 
旧暦名で「師走」-これは現代でも活きている言葉ですね 
もともとは「為果つ(しはつ)月」-一年の終わりの物事をなし終える月の意-が語源だそうです 
字義の通り、師(僧や神職)も忙しく走り回るところからきているとも云われています  師ではなくても、なんとはなく気忙しく慌ただしい雰囲気になってしまいますね

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十二月のうた          茨木のり子

熊はもう眠りました
栗鼠もうつらうつら
土も樹木も
大きな休息に入りました


ふっと
思い出したように
声のない 子守唄
それは粉雪 ぼたん雪


師も走る
などと言って
人間だけが息つくひまなく
動きまわり


忙しさとひきかえに
大切なものを
ぽとぽとと 落としてゆきます

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あまりせわしいと、この詩を読んでゆっくりとゆっくりと、と自分に言い聞かせるようにしています
家の近くの公園に銀杏の大木があります 
毎年その大銀杏の黄葉を楽しみにしていました 
今年もそろそろ見ごろだろうと思って、カメラ片手に出かけました 
ところが、もうすっかり黄色の葉を散らせて裸の木になっていました 
樹下は黄色の絨毯できれいでしたが、楽しみにしていただけにがっかりしました
そこに数人の子どもたちが遊びにきました 
子どもたちはいっぱいの黄色の落ち葉を見つけて大喜びでした 
雪合戦ならぬ落ち葉合戦 手に手に落ち葉を拾い集めては投げ合って歓声をあげていました 
そうか、子どもたちはこんな風に落ち葉で遊べるんだとしばらく眺めていました

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「夜長」は秋の季語ですが、冬となると「短日」「日短(ひみじか)」が季語となります   
夜長と短日ともに同じ意味なのに表す季節が違うというのも本当に微妙な違いを表現する日本語の素晴らしさです 
「短日」というと日射しの弱さや寒さ、慌ただしさの意味が感じられ、冬にぴったりです まだまだ日が短くなる12月、1年を振り返りながらゆっくりと大晦日を迎えたいものです

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