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2009年2月11日 (水)

室生寺 晩冬の奈良へ・・・

そろそろ春の足音が聴こえてきそうでどこかへでかけたいなぁという気分でした 
そんな時インターネットでJR東海のホームページを覗いていたら
「ニッポンの 奥へ、奥へと、 室生寺へと。」というポスターが目にとびこんできました 
そのポスターには躍動感溢れる十二神将の像が映っていました 
その十二神将があまりに魅力的だったので、室生寺に行こうと決めました 
室生寺は石楠花の寺として有名で、小さい頃、石楠花の季節に両親に連れて行ってもらった記憶があります  

西名阪国道にのって針インターまで行きました 
途中、「道の駅 伊賀」で一休み
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いつも立ち寄る花屋さんには綺麗な寄せ植えや鉢植えの梅が花を開かせていて、ここにはもう春がいっぱいでした 

針インターを南に下り山なみの中をどんどんと進んでいきました 
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なるほど「奥へ奥へと」とはこのことかとJR東海のポスターの言葉遣いのうまさに感心室生寺は明日香村よりもさらに山奥にあり、建立当時はまさに山全域に聖域としての役割があったのだろうと思われました
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清流の室生川にかかった朱塗りのたいこ橋を渡るとそこはもう室生寺の境内でした 
入口で拝観料600円を納めて中に入りました
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仁王門はまだ新しい朱塗りで両側の仁王像も青、赤色があざやかでした
昭和40年の再建だそうです 
幅広い鎧坂を登ると国宝 金堂が見えてきました
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金堂内は今の時期、特別拝観で公開ということでした 
JR東海のキャンペーンはそのためだったのかとわかりました 
金堂内に入ると、ありました!「十二神将」 
JRのポスターの魅力そのままの姿でした 
ただ想像していたよりもずっと小ぶりでした 
でも小ぶりながら表情には迫力があり、それぞれが個性的な躍動感を放っていました 
運慶作と伝えられており、成程と納得しました 
十二神将たちがお守りしている御本尊 釈迦如来立像も立派なものでした 
量感あふれる像ですが一木彫成像だそうです 
お顔や胸部は漆で黒くなっており、衣の朱色とはやや違和感がありました 
御本尊を中心に薬師如来、地蔵菩薩、文殊菩薩などが安置されていましたが、その中では十一面観音菩薩像はふくよかでほりも深く女性的な優しさが漂っていてとても魅かれました 
金堂を出て石段を登ると、これも国宝の「灌頂堂」がありました 
現在、屋根を修復中で工事の足場が組まれていて外観を損ねていて残念でした 
灌頂堂左の石段をさらに上がると室生寺のシンボル「五重塔」が姿をあらわしました 
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高さが16m程しかなく、室生寺で最古の建物であり、五重塔としては日本で最も小さいものです 
室生寺は女性の入山を許した寺で「女人 高野」とも呼ばれますが、小ぶりな十二神将といい最小の五重塔といい女性に開かれた寺との関係があるのでしょうか
ここから先は「奥の院」と呼ばれており、さらに石段を三百九十段ほども登っていったところにありましたT__134
T__140 T__148 T__159 T__167 T__171 ここには御影堂あり、弘法大師の木像が安置されているそうですが、公開されていませんでした 
T__182 T__184 ここまで上ったのだからさぞかし眺めがいいだろうと思っていたら、木立に遮られて見晴らしのいい場所がなかったのも惜しかったです

室生寺の拝観が思ったよりも早くすみ時間にゆとりがあったので、小ぶりの十二神将を見たのだから反対に大きい十二神将を見ようと「新薬師寺」まで足を延ばすことにしました

「新薬師寺」のお話は次回に

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奈良」カテゴリの記事

コメント

室生寺


ほの暗い闇に、
凛とした気配が満ちている。
居並ぶ仏像群は静止したまま、
語り、問いかけ、躍動し、
尽きることのない慈愛を
人の世に示し、次の世に伝える。
さまざまな進歩を叶えた
いまだからこそ、
忘れてはいけない記憶がある。
室生寺には、美しい尊い
日本固有の時が佇んでいる。


ポスターには国宝に相応しい文章が光っていました。大切にした文化ですね。

投稿: 月の砂漠 | 2009年2月11日 (水) 17時50分

こんばんは
室生寺には行きそびれて・・・・
こちらで拝見できまして嬉しいです。
鬱蒼とした森の奥に奥に・・・
一歩ずつ歩まれて「気」を感じられたのでは・・・?

体力のあるうちに御本尊様、菩薩様・・に会いに行きたいです。

投稿: shibata | 2009年2月11日 (水) 20時11分

月の砂漠さん

こんばんは。お久しぶりですnotes

ポスターに書かれているのですか?
HPのポスターでは確認できませんでした
とても素敵な文章ですね
読んでいると目の前に、先日観た光景が浮かんできます
>人の世に示し、次の世に伝える。
本当に私たちの時代で終わらせないように、大切に次の時代に残して行かなければなりませんね

すばらしい文章、紹介していただき、ありがとうございます(o^-^o)

投稿: vanilla | 2009年2月11日 (水) 22時01分

shibataさん

こんばんはfullmoon
室生寺には、昔、両親に連れて行ってもらったことがあるのですが、なんとなく記憶に残ってはいましたが、こんなにすばらしいお寺だったとは思っていませんでした
それに、特別拝観で金堂内も観られたのはラッキーでした(o^-^o)

shibataさんもいつか御本尊様、菩薩様に会いに行ってらしてください、ニッポンの 奥へ、奥へと・・・
室生寺への道のりはまさにそんな感じでした

投稿: vanilla | 2009年2月11日 (水) 22時19分

こんばんは!

奈良行ってこられましたね、お疲れさまでした。
思い立ったら、すぐ出かける行動力に感服します。

写真を見ながら、室生寺は夏に来たら、木立の中で、木漏れ日を浴びて、さぞ気持ちいいだろうなあと思いました。

こういう場所は、奈良だからいいのでしょうね。
こちらでは、大分の宇佐神宮がそんな感じかな。

五重塔の立派さには感激です。
山口市の瑠璃光寺や高知でも五重塔見ましたが、いずれ劣らないですね。

いい休日を過ごされてよかったですね!
しばし、冬の寒さも忘れるような一時だったと思います。

投稿: べあ坊 | 2009年2月11日 (水) 22時38分

vanillaさん、こんにちは~♪
室生寺は最近テレビでよく宣伝されていますね。
なるほど、金堂の特別拝観があったのですね。
奈良は修学旅行でしか行っていないので
あまり多くのお寺は見ていませんが、一度訪ねて見たいお寺です。
山深いところに静かにたたずんでいて、都会の喧騒を
忘れるにはもってこいのお寺ですね。
沢山の仏像も見ることができ 良い時にいかれましたね。
石楠花の頃も良いでしょうが、静かな今こそが室生寺には
あっているような気がします。
良い休日を過ごされてよかったですね。


投稿: hiro | 2009年2月12日 (木) 12時41分

台風で壊れた五重塔
きれいに修復されたんですね
見せて頂いて感謝
京都へ行こう<ここは奈良ですが
京都に住んでると見る事ないんですよね
室生寺はこちらでもCMしてましたね
ここはちょっと、奥にあるので
行った事ないんですよ
いつも、ありがとうございます。

投稿: 夢見る夢子 | 2009年2月12日 (木) 21時45分

べあ坊さん

こんばんは!fullmoon
室生寺は奈良と言っても、三重県寄りにあるので、思ったよりずっと近かったです
なのに、今まで行っていなかったなんてね・・・
べあ坊さんがおっしゃるように、夏もきっと涼しさを感じることができるような気がします
冬は木々が風をさえぎってくれて暖かいし、夏は直射日光をさえぎってくれて、木漏れ日で光と影を演出してくれそうですね

五重塔もすばらしかったですし、室生寺そのものが、素敵なお寺でした
近くなので、今度は木漏れ日を楽しみに夏に訪ねてみようと思いますcardash

投稿: vanilla | 2009年2月12日 (木) 22時51分

hiroさん

こんばんはfullmoon
今日近鉄に乗ったら、近鉄の奈良のポスターとJRの奈良のポスターが並べて吊り下がっていました
どちらも素敵なポスターで、そうだ、奈良に行こう~と思ってしまいます(o^-^o)

奈良はいいですよ
京都もいいですが、もっと歴史を感じるお寺ばかり・・・当たり前ですが^^
以前は京都にばかり行っていましたが、ここ2年ほど奈良を訪ねるようになって、すっかり奈良のお寺の虜になりました
なぜかとても落ち着くのです
hiroさんも機会があれば、京都~奈良とお出かけください、違いがよくおわかりになると思います

そしてやはり季節は冬をお勧めします
京都も奈良も特別公開のお寺が目白押しですからheart04

投稿: vanilla | 2009年2月12日 (木) 23時05分

夢見る夢子さん

こんばんはfullmoon
>台風で壊れた五重塔
>きれいに修復されたんですね
よくご存知ですね さすがです(o^-^o)
私は訪ねるまで全然知りませんでした・・・(恥)

京都に住んでらっしゃる時は、京都巡りになってしまいますよね
京都のお寺を訪ね歩くのだって何年かかるかわかりませんものね
まして、室生寺は奈良の中心からも外れていますしね^^

写真見てくださってありがとうございます
喜んでいただけて、こちらこそ嬉しいです♪

投稿: vanilla | 2009年2月12日 (木) 23時12分

写真に関する知識はまるで無いのですが、建物の入っている写真はアングルが面白く臨場感が出ていていいですね。

北方夷の私には「古寺巡礼」も永遠の憧れで終わるのかもしれませんが、古の名工たちの作品に触れることで音楽や文学にも共通する意味が、今ならもう少し感じられるのではないか、、、と思います。京都・奈良以南には高校の修学旅行以来行ったことがないんです。

それだけに、次も楽しみです。

投稿: joy | 2009年2月15日 (日) 01時49分

joyさん

おはようございます
>建物の入っている写真はアングルが面白く
ほんとですか?!
ありがとうございます

私は思えばとても恵まれた土地に住んでいるのですね、私(o^-^o)
奈良も京都にも日帰りで行けるなんて・・・
若い頃は全く興味がなかったお寺や仏閣に最近興味が持てるようになってきましたので、余計にそう感じます

これからもあちこちのお寺巡りしたいと思いますので、また紹介させていただきます
拙い日記ですが、また遊びにいらしてくださいね

コメントありがとうございますnotes

投稿: vanilla | 2009年2月16日 (月) 10時04分

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