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2009年10月

2009年10月28日 (水)

薄紅葉

10月ももう終盤、「霜降」が過ぎ11月になると暦の上では「立冬」を迎えます
みなさんの地域の「紅葉」はどうでしょうか 
三重では平地はまだまだ色づき始めといったところです 

三重の紅葉の名所「御在所岳」(「湯ノ山温泉」のあるところです)では頂上はもう紅葉の盛りは過ぎて、中腹あたりに移ってきていると聞きました 
頂上までロープーウェイで行くことができ、紅葉のシーズンにはロープーウェイ乗り場まで車が渋滞になります 
また御在所岳はいくつもの登山ルートがあり、この時期登山客でにぎわいます 
中腹まで「紅葉」が下りてきていると聞いてでかけてみました
湯ノ山温泉街を少し上ったところまで行きましたが、まだ紅葉真っ盛りとはいきませんでした 
きれいに色づいている木もありましたがまだ青い葉と入り混じった頃合いでしょうか
まだ盛りにはならない色づきはじめのこんな時期もまたいいものですね 

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歳時記をめくっていたら、ちょうどこんな時期の紅葉を「薄紅葉(うすもみじ)」という季語で表わすそうです 
「薄紅葉」という季語は初めて知りました 
木々が少しずつ紅葉を始め、緑の葉が薄く色づいてくるそんなようす 
それにしても日本人は本当に季節の微妙な移り変わりまで表現する言葉を創り出していますね

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昔の人の繊細な季節感には驚きます 
「薄紅葉」という言葉を知って今の紅葉を見てみると、また違った美しさが増すように思います、不思議なものですね

気温が10℃を下まわりだすと、いっきに紅葉がすすむでしょうね 

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2009年10月13日 (火)

秋の奈良-春日山原始林

日が沈むのが早くなりました
まさに秋のつるべ落としですね 
さらに夜は冷えこむようになってきました 
相方から「そろそろいい季節だから、大台ヶ原のハイキングに行こうか」ともちかけられましたが、長時間のウォーキングやハイキングが苦手な私は、紅葉にはまだ早いから、春日山の原始林にしようと提案しました 
前に春日大社を訪ねたときに、奥にある春日山は永年人の手を入れることなく原始林を保っていると聞いて、行きたかった場所でした 
しかも原始林の中をドライブウェイが通っているので、そんなに歩かなくても済むし・・・ と、そんなわけで「春日山原始林」に行ってきました
最近よく訪れる奈良公園を横切って、東大寺の裏手から「奈良奥山ドライブウェイ」に入りました 
このドライブウェイは「新若草山コース」「奈良奥山コース」「高円山コース」の三つからなり、全コースを走ると1,720円の料金です 
「奈良奥山コース」が原始林内を通るコースなので、全コースをめぐることにしました(と言っても、全13kmの短い距離です)
まずは若草山の頂上へ 

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ここにも鹿さんがいました 
奈良公園ほどではなく、5,6匹の鹿が餌をねだっていました 
山頂の展望台からは奈良の街が一望できました 
東大寺の大仏堂や興福寺の五重搭が遠くかすんで見えていました 
古墳跡にはススキが群生しており、風になびいていました
若草山頂を過ぎると、「奥山コース」-春日山原始林です 
道もドライブウェイとはいえ舗装されてなくて、木々がうっそうと繁る中ゆっくり車を走らせました 
途中で「鶯滝」に立ち寄りました

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木洩れ日が気持ちよく、森林の澄んだ空気を吸うととても落ち着きます 
「鶯滝」は名の通り見上げるような大滝ではなく、せせらぎが流れ落ちるかわいい滝でした

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ハイキングの方たちもたくさん来ていて、あちこちで休息をとっていました 
岩肌を刻んだ石仏の数も多いそうですが、その中の地獄谷の石仏だけ拝んできました
奥山を過ぎると「高円山」、万葉集に数多く詠まれた地です

高円の 野辺の秋萩 いたづらに 咲きか散るたむ 見る人なしに  

高円山からもう一度奈良の街を眺望して下っていきました

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時間が早かったので、明日香村ののどかな秋の風景を楽しんでこようと足を延ばしました途中柿づくりが盛んなのか、道中色づきはじめた柿の木をたくさん見かけました(圭太さん垂涎の風景です)
明日香村も何度か訪れているのですが、恥ずかしいことにどうも大和三山の見分けがつきません 
今回初めて「香具山」を確認しました 
山というより丘陵と呼んだほうがよさそうです
 「耳成山」「畝傍山」もこれぐらいの高さの山かもしれない、今までわからなかったはずだと納得しました
石舞台に向かう途中「奈良県立 万葉文化館」の看板を見つけて、えっこんな施設あったかな、と興味津々・・・車で向かいました
たぶんオープンして間もないのでしょう(調べたら、平成13年オープンでした) 
真新しい建物に立派な庭園が広がっていました

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しばらく庭を散歩して、入館料600円を払い館内へ入っていきました

常設の「日本画展示室」があり、万葉をモチーフにした魅力的な日本画が展示してありました
定期的に特別展示もあるようで、この時は浅野均さん(絵に疎い私は存じあげていません)の絵が初期から現在まで順に展示されていました

一般展示室ではアイデアこらした万葉人の生活に触れるコーナーがあったり、万葉劇場ではからくり人形による万葉歌の朗詠(歌のようにメロディがついてました)が聞けます 
私は「柿本人麻呂」の歌劇を楽しんできました 

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このような立派でアイデアいっぱいの施設ができるのも古都奈良だからですね   
万葉文化館に長くいたために、もう夕暮れ時になってしまいました 
紅葉の頃にまたおとずれることにして明日香村をあとにしました

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2009年10月 2日 (金)

秋の花たちⅡ―コスモス

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10月になりました 
9月は晴れると30度近くまで気温があがり、残暑が厳しかったですね 
暑かったですが、いつのまにか9月の残暑も当たり前のようになり慣れてきてしまった感じです 
温暖化について新政権担当の鳩山首相は2020年までに日本の温暖化効果ガス25%削減構想を国際公約して注目を浴びています 
国際舞台で日本が注目を浴び喝采を受けることはあまりなかったことなのでちょっぴり嬉しいような、でも責任重大だと自分にも言い聞かせています 
民主党の新政権はスタートから何か強い決意と初々しさも感じられ、好感の持てる船出をしたのではないでしょうか 
でも、これからが本番、本番 じっくり見つめていきたいものです

前回取り上げた「彼岸花」はもう盛りを過ぎたようです 
「若い頃の恋」のようと喩えてみましたが、燃えあがるように咲いて燃え尽きるのも早く枯れかたは少し惨めなくらいです 
換わってコスモスが気持ちよさそうに風に揺れています 
彼岸花が「若い頃の恋」ならば、コスモスは「少女の恋」でしょうか 
淡くて恥じらいがあって片思いなのか、早々には燃え尽きずに長持ちしそうです

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秋風はさざ波の風 海草のような葉の中揺れるコスモス  (俵万智)

やさしいね 陽のむらさきに透けて咲く 去年の秋を知らぬコスモス  (俵万智)

最近、休耕田をコスモス畑にしているところがけっこうあるようです 
噂をもとに行ってみるのですが、思っていたよりも規模が小さかったり自然に任せたままで雑草と入り乱れていたりとなかなかコスモス畑を堪能できませんでした

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それではと、ハズレのない「なばなの里」へ出かけました 
たいへんな人出が予想されたので開園の9時に合わせて朝一番開園の鐘とともに入園しました 
さっそく、130万本というコスモス畑へ 
昨年その規模に圧倒され感動したコスモスです 
ところが、今年は「あれっ!」という印象でした コスモスの背が低いのです 
どうも今年の「なばなの里 コスモス」の売りは低木種で花びらの大きさなんだそうです 50cmぐらいでしょうか 

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確かに花びらは大きくみごとなコスモスでした 
でも、何か違う!コスモス畑のイメージはこうじゃないという感じでした 
コスモス畑は人の背ぐらいのコスモスが風に揺れている-そんなイメージです
それでも、白 ピンク 赤紫のコスモスを目いっぱいに焼きつけてきました
コスモスには「青空」がよく似合います 

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コスモスは別名「秋桜」-まさに秋到来です 
「天高く馬肥ゆる秋」、肥えない程度に食欲も読書もカメラも満たしたいものです

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