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2009年11月

2009年11月27日 (金)

四季桜と和紙の里-小原

11月もあとわずかとなりました 
スーパーマーケットの店内にはもうクリスマスソングが流れています 
年末となって映画も話題作が目白押しです 
楽しみにしていた「クリスマス キャロル」はちょっと期待外れでしたが、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」はもう言葉にならないくらいの感動作でした 
いっきにマイケル・ジャクソンのファンになってしまいました 
なんという天才ミュージシャンを世界は失ってしまったのだろうと悔しさいっぱいです 

紅葉が真っ盛りです 
どこの紅葉狩りにいこうかと迷っていました 
ただずっとshibataさんの10/21のブログの「十月桜」や圭太さんの「さくらさく」の桜の写真が気になっていました 
季節はずれの桜か-それもいいなぁとの思いが離れず、調べていたらありましたありました 
愛知県の「四季桜と和紙の里」を観光の目玉にしている豊田市小原がそこです 
近くに東海地方では屈指の紅葉の名所「香嵐渓」もあります 
これは桜と紅葉の両方が楽しめるではないかと内心しめしめと思い、出かけることにしました
伊勢湾岸道路で豊田JCへ、そこから豊田藤崎ICで下ります 
国道419号を北進して小原へ向かいました 
近づくにつれて、民家の庭や道沿いにちらほらと桜が咲いていました 
どうも地区をあげて四季桜の植樹に取り組んでいるようです 
「さくらまつり会場」の立看板が見えてきた頃から車が渋滞し始めました 
穴場と思っていたらけっこう有名な観光地でした 
車はのろのろと進みましたが、周りの風景が紅葉や真っ赤に実をつけた南天(ビラカンサ?)、サザンカなど里の秋の風情たっぷりで退屈せずにのろのろ運転を楽しめました 
ようやく「さくらまつり会場」の小原ふれあい公園に着きました 
ここには300本ほどの「四季桜」が満開でちょうど見ごろを迎えていました

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小粒の花びらで白とピンクの2種類がありました 
真っ赤なカエデや黄色に染まった銀杏との競演はなかなかみごとというか、不思議な感覚になる風景でした

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桜の花びらが小さく色も地味なせいか、紅葉や銀杏の引き立て役のようにさえ感じました やはり桜は春にその存在感を主張するようです 
しばらくこの不思議な光景を楽しみました
まつり会場はたくさんの出店が連なり、うどんやおでん、五平餅などの食べ物や陶磁器、地元の野菜など売っていました 
観光バスもたくさん来ていましたからどの店も大賑わいでした 
和紙も特産品でパンフレットには和紙の工房がたくさん紹介されていました 
「和紙のふるさと」という展示館もあって立ち寄るつもりでしたが、そこも四季桜の名所の一つで駐車場がいっぱいとのことで行けませんでした 
ふれあい広場の横に小原町役場があって、その一角で和紙コーナーが設けられていました 作品は数点でしたが、和紙を立体的に使った立派な作品が展示されていました 
和紙も興味深いと思いましたが、それは次回に回しました
四季桜に別れを告げ、渋滞中に紅葉がグラデイションなっていて目に留まった「松月寺」へ向かいました 

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小原町のパンフレットにも紹介されてないようなお寺でしたが、車中からも目立っていたとおりここの紅葉は見事でした 
京都の紅葉の名寺のような趣でした 

それから車中から眺めるだけでいいかと思って、香嵐渓に車を走らせました 
でも案の定こちらは大渋滞 途中で諦めてUターンして戻りました 

三夕の歌で有名な

見渡せば花ももみじもなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ  藤原定家

ですが、今回は

見渡せば花ももみじも咲きにけり 小原の里の秋の夕暮れ

でした

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2009年11月17日 (火)

招き猫の街-常滑(とこなめ)

「一雨一度」は初秋の頃に使う言葉でしょうか 
晩秋の今も一週間に一度は雨の日がやってきては気温がさがりますね 
今日も冷たい雨が降っています 
町の紅葉もいちだんとすすんでいます 
近くの公園の大銀杏は黄色に染め上がりもう葉をしきりに落としています

今回はあまり季節感とは関係がないのですが、「常滑(とこなめ)」に行ってきました 
常滑はセントレアのあるところなのですが、街は素通りしてきたところです 
知多半島に行ったときも常滑は素通りで、その先の半島先端のほうまで行きました 
ところが、「常滑」の街並みはけっこう風情があると聞き、さらに映画「20世紀少年」の撮影現場となり、そのPR写真がなかなかよかったので行ってみることにしました
「やきもの」には詳しくないので知りませんでしたが、「常滑焼」は1000年の歴史を誇り日本六古窯の一つで中世にはその中でも最も大きな生産地だったそうです
「陶磁器会館」に車を停め(土日だけ有料で500円)、会館に入っていくと「常滑散歩マップ」やパンフレットが置いてありました 
「やきもの散歩道」というのがあってAコース60分、Bコース2時間30分とありました マップを見ると陶磁器の大手「INAX」の本社もありました 
会館を出て、Aコースを基本に歩くことにしました

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丘陵地帯にあり、坂を登ったり下ったりでした 

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小高いところから見ると、窯に火入れをする時の煙突が何本も見えました
この煙突が煉瓦作りの大きな四角いもので、いかにもやきものの町の雰囲気を醸し出していました 
しばらく歩いていくと「20世紀少年」の撮影写真のシンボルである「土管坂」に着きました 
坂の両脇の片側が「土管」が埋められ、もう一方の片側は焼酎の甕が横向きにズラッと並んでいました 
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そして道には滑り止めでしょうかやはり陶器が埋められ面白い模様を描いていました 
なるほどなるほど、やきものの町にぴったりの風景でした
その坂を下りていくと斜面を利用した巨大な「登窯」がありました 
この「登窯」は国の重要有形民俗文化財に指定されているそうです 
ここには10本もの煙突が上に並んでいました

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コースの道沿いにはたくさんの店屋さんが店頭にやきものを並べていました 
なかなかユニークなものユーモラスなものがたくさんあり楽しい散歩になりました

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常滑は「招き猫」の生産が日本一だそうで、シンボルとして巨大な招き猫-「とこなめ見守り猫『とこにゃん』」が設置されていました

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残念ながら陶磁器ではなくはりぼてでしたが、巨大招き猫の前に置かれた親子の猫がなんともいい配置で置かれていました
宿場町とはまた趣の違う、なんというか古き昭和の匂いがする路地裏を持った懐かしい街並みでした 

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帰り道、伊勢湾岸道路から見た夕焼けが綺麗でした

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2009年11月 9日 (月)

晩秋の木曽路

11月になり、急に冷え込みが厳しくなりました 
今朝は息がかすかに白くなっていました 
もう冬の足音が聞こえてきそうです

さて秋に訪ねてみたくなるのが木曽路、馬籠の宿場です 
今回も馬籠に行こうとしたら、知人が馬籠より妻籠のほうが観光地化してなくていいよと言うので馬籠から少し足を伸ばして「妻籠宿」を訪ねることにしました
小牧JCから中央高速道に乗って北進しました 
昨年、この時期に東海北陸道を通った時はみごとな紅葉の山なみでしたが、中央道のほうは常緑樹が多いからでしょうかまだまだ緑の山が多くどちらかと言えば黄葉が目立ちました 
中津川ICに近づくにつれて山なみの向こうにアルプス山脈の頂が見えてきました 
頂上のほうはもう白く雪を冠しているようでまさに聳え立つとう感じでした
中津川ICで下りて、国道19号をさらに北上していきます 
「馬籠宿 右折」の看板を通り越してしばらく走るとナビが「長野県に入りました」と伝えてくれました 
そうか「馬籠」は岐阜県だけど「妻籠」は長野県なんだとあらためて知りました 
岐阜県はまだ隣県というので近い気がするのですが、長野県と聞くと遠くまできたなあと思ってしまいます
木曽川沿いの19号をもうしばらく走り、ようやく「妻籠宿」に着きました
もう満車に近い中央駐車場に車を停めて宿場に向かいました

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ここもやはり川に架かる橋を渡っての宿場入りでした(確か、「白川郷」もそうでした)
中山道42番目の宿場、なるほど知人の言っていた通りこちらのほうが古い町なみがよく保存されており、いかにも歴史的な宿場町の様子を残していました 

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なによりも「馬籠」との違いは馬籠のように東に恵那山が見え西に中津川の街が広がっているような視界がなくまさに山中の宿場というところでした 
ゆるやかな坂の道をのんびり歩くと紅葉した木々、黄一色の銀杏、軒下の吊るし柿、なんとも秋満載の景色でした

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職人さんたちが特産品を実演販売している店もいくつかありました 
木曽檜を使った工芸品を創っている人、こより糸を巧みに編んで木曽駒を創っているおばあさん、旅笠に絵付けをしているおじいさんなどそれぞれ味がありました

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たくさんの観光客で賑わっていましたが、決して騒々しくなく閑静な雰囲気が漂っていました

帰りは旧中山道を通り、馬籠峠を越えていきました 
せっかくなので馬籠にも少し立ち寄りました

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妻籠より急な坂道で店が多いせいか、妻籠より華やいだ雰囲気がしました
馬籠を出て帰路につく頃にはもう薄暗くなっていました 
木曽路の秋を堪能した一日でした

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