風景

2008年1月18日 (金)

春を探して・・・

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寒の入りも過ぎ、いよいよ本格的な冬を迎えています。

ところで、最近のニュースで一足早い春を伝えて、渥美半島の菜の花畑が映されていました。渥美半島ではもう春の息吹が感じられるのかと、感心しながらその映像を観ていました。
冬が苦手な私、少しでも春の雰囲気に触れてみようと、渥美半島に出かけることにしました。とは言っても、渥美半島までは結構な道のりで、ちょっとした小旅行になりました。
途中、道の駅「デンパーク安城」に休憩がてら立ち寄りました。
安城市は「日本のデンマーク」と呼ばれる程、畜産や農業がさかんなところなんだそうです。イチジクの生産は日本一ということでした。
道の駅ながら地元の農産物がたくさん並べられていました。値段も本当に安くて、ついつい主婦根性を出して、ネギとブロッコリーとトマトを買いました。

それからは、一路渥美半島の伊良湖岬を目指して車を走らせました。

渥美半島を国道259号に沿ってどんどん進んで行くと、「田原めっくんはうす」という道の駅があり、そこにも立ち寄りました。
施設内に観光案内所があり、菜の花についてたずねてみると、半島の西側の方はまだ菜の花も見頃にはなっていないけれど、東側の方は五分咲きですよ。と教えてくれました。
小さな半島なのに、西側と東側でそんなにも違うものかと驚きましたが、その日も冷たい西風が強く吹いていて、風の影響なのかもしれませんね。
「五分咲きなのかぁ~あまり期待はできないな」と少し気落ちしながらさらに先を急ぎました。
途中菜の花畑が何箇所かありましたが、観光所で聞いた通りちらほらと花をつけている程度で「やはりちょっと早すぎたかな?」とますます気落ちして岬を東側へと回りました。

そうすると、こんなにも違うものでしょうか・・・
一面に花をつけた菜の花畑が広がっていました。五分咲きどころか、満開ではないのでしょうが、まさに一面の菜の花畑でした

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しばらくは、一面の黄色の中で時間を過ごしました。


菜の花や月は東に日は西に   与謝蕪村

菜の花畑に入日うすれ 見わたす山のは かすみ深し~♪


蕪村の句も「おぼろ月夜」の歌も何故か菜の花と夕暮れ時が結びついていますね。

菜の花と夕暮れ時はよく似合うのでしょうか?
私が訪れた時間帯は昼時なので残念ながら夕焼けと菜の花というわけにはいきませんでしたが、真冬に一時の春を味わってきました。
少し期待はずれの気持ちでやって来たので、反対にとても満足な気分になりました。

ちょっと季節は早いのですが、山村暮鳥の「純銀もざいく」の詩の世界そのものでした。


風景(純銀もざいく)     山村暮鳥


いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな
 
いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな
 
いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな
 
いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな
 
いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな
 
いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな
 
いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな
 
かすかなるむぎぶえ                       やめるはひるのつき                     
 
いちめんのなのはな                       いちめんのなのはな。
 

いちめんのなのはな
 
いちめんのなのはな          
 
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

ひばりのおしやべり

いちめんのなのはな

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