季節2010年

2010年3月16日 (火)

夢にまで見たセツブンソウ

セツブンソウは名前だけは聞いたことがありました 
それをsibataさんのブログで写真を見て、可憐な姿にすっかり虜になってしまいました なんとか実際にこの眼で見てみたいと思いを募らせていました 
そんな時知人から藤原岳にさいているから連れて行ってあげようと誘われて喜んでいたのですが、頂上付近に行かないと咲いていないと知りました 
藤原岳は1200m級の山で体力と脚に自信のない私にはとても無理だと思い諦めました 
ところが滋賀県の奥伊吹に行けば山麓なので登山をしなくてもセツブンソウの自生地があることをやはり知人が教えてくれました
矢も盾もたまらず、さっそく奥伊吹へ出かけました 
高速道路を利用する手もあるのですが、かなり遠回りになるので国道365号をどんどん北上しました 
この道はずっと山中を走るので景色もいいのですが、「ほたるの里」「自然の学校」など道中に自然に触れ合う施設が多数ありそれらの看板を見ながら走っていくので本当に退屈しません
2時間ほど走って「道の駅 伊吹薬草の里」に到着 
ここでゆっくり休憩をとりました 
店内には「ふきのとう」や「せり」を販売しており季節感いっぱい 
さて奥伊吹に向かって出発、この道の駅からはもう目の前・・・のはずでした 
道の途中で「セツブンソウまつり」の旗を見つけて、そろそろだと思って車を走らせましたがいっこうにそれらしい賑わいもありません 
そのうちに道の所々にあった雪が、田畑一面に広がりだしました 
今年1回だけ雪が降り、うっすら積もった景色しか見ていない私はもうその雪景色に夢中になってしまいました 
山中なので棚田になっておりそこに敷きつめられた雪の様はいい感じでした 
車を停めてしばしカメラのシャッターをきりまくりました
Photo_2
相方は田の斜面で野草採りをしている人たちと何やらしゃべっており、その後自分も野草採りに精を出しておりました 
両手いっぱいに抱えてきた野草は「ふきのとう」でした 
まだ花のひらいてない芽をだしたばかりの「ふきのとう」で、これが香りもよくおいしいと聞いて採っていたようです 
「夕飯のおかずは、早春の天麩羅だ」と一人喜んでいました

さあセツブンソウですが、近くのお店で聞いたら10kmほども通り越してきたようです 
車で引き返し、聞いた通りの目印の所で一本道を中に入るとありました、ありました「セツブンソウまつり」の本部テント 
そこで受付をして少し坂道を登ると、もうセツブンソウの自生地でした 
斜面のあちらこちらでセツブンソウが群生していました
夢にまで見たセツブンソウ-思っていたよりずっと小さな姿で10cmそこそこでしょうか
清楚で可憐な花に感激しました 
白い花びらに見えるのが萼片なのだそうですね 
花弁そのものは退化して黄色い蜜槽になっている 
驚いたのは、確かに観賞のための道はあるのですが、全く囲いもしてないので群生の中まで自由に入り込むことができるのです
間近に見ることができて、観るほうには申し分ないのですが、やはりたくさんの花が踏みつけられていました 
まつりのスタッフの方が「そろそろ、きちんと管理しないとだめですね。今から芽を出そうとしている場所もどんどん踏まれて芽を出せずにいます。」とおっしゃっていました
観賞のマナーが問われるところですが、この貴重な花の自生地にしては、あまりにも無防備な管理状態でした
そろりそろりと花に危害を与えないように歩き、撮影をしてきました(しかし、一枚も上手く撮ることができませんでした)
Photo  
わずかですが「キバナノアマナ」という黄色い花がこれまた美しく咲いていました 
黄色い花は珍しいそうです

自然はこんな清楚な花たちも創りだすのですね 
夢にまで見たセツブンソウは、まさに夢の花でした

時間にゆとりがあったので、このあと近江八幡の「左義長」というお祭りを見に行きました 
「左義長」の様子はまた次回で

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2010年3月 2日 (火)

菜の花の町へ-渥美半島

3月になりました 
暖かい日が続いています 
身体もゆったりのんびりとしています 
でもこのまますんなりと気温上昇とはいかず「寒の戻り」があるのでしょうね 

2年前、1月にもう菜の花が咲いていると聞きつけて、渥美半島の伊良湖岬を訪れたことがあります 
確かに一部の畑ですが菜の花が咲いていて一足早く春の匂いに触れることができました 
今年はもう早春、どこもかも菜の花が満開だろうと思い渥美半島へでかけました 
知多半島は近場という感があるのですが、三河湾の東側の半島-渥美半島は一足も二足も遠く感じます 
東名高速の豊川ICで下りて、そこからがけっこうあるのです
Photo
豊川ICで下りてしばらく国道259号で三河湾東岸を走ります 
大規模な工業団地が続きます 
風が通りやすいのでしょうか、風力発電の風車がたくさん設置されています 
工業地帯に林立する風車もなかなかおもしろい風景です
田原市に入ると、風景は農業地帯へと様変わりします 
菜の花もちらほら目に入ってきます 
なによりもこの季節、収穫を迎えたきゃべつ畑が一面に続きます 
冬きゃべつの全国でもトップクラスの生産地だそうです 
ところどころ収穫したきゃべつが山積みされていました
道の駅「田原 めっくんはうす」で休憩 
観光案内でも「菜の花の町」をアピールしたパンフなどが目を惹きました 
このあたりから道沿いのあちらこちらに菜の花畑が広がります 
早春が黄色に染め上げられているようです 
伊良湖岬をぐるっと廻って、もとフラワーパークだった広大な菜の花畑のところで車を停めました 
まさにあたり一面の菜の花 
Photo_2
この日は強風で菜の花の黄色い波が揺れに揺れていました 
アクセントに3本ほどの早咲きの桜(河津桜でしょうか)がピンクの彩りを添えていました

さて、頭の中まで真っ黄色に染まった頃、辺りが騒々しくなってきました 
パトカーやら市の公用車やらがマイクで注意を促し始めました 
空にはヘリコプターまで飛んでくる
Photo_3
そうです、この日、日本中を大騒ぎにした「津波警報」です 
そう言えば、菜の花畑の目の前が太平洋、しかも岬でツンと突き出ているので余計に警戒が必要だったのでしょう
その後、伊良湖岬の灯台に行きました 
ここでも灯台を少し見学したところで対策本部の方から「津波警報が発令されていますので、引き揚げてください」と避難を勧告されました
Photo_4  
駐車場ではパトカーが「津波の怖れがありますので駐車の方はご移動ください」と連呼していました 
ほとんどの車は移動せず、私も「こんなところまで水が来るようだったら、日本中大災害になるわ。大丈夫、大丈夫。」とのんきにかまえていました 
ちょっと高台で到達予想の2時半頃まで海を眺めていました 
海は強風で荒れ狂っていましたが、津波の気配は見えないままでした 

渥美半島は本当に「菜の花半島」でした

そうそう、翌日新聞を見ると第一面が津波の記事でした 
なんと私のいた田原の海岸は70cmの津波が観測されていました 
気仙沼市の冠水の写真を見て、もし田原でも2m近い津波が来ていたらとぞっとしました自然を甘く見ていたらたいへんですね
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2010年2月23日 (火)

春到来

みなさん、どうもご無沙汰していました
長い間ブログを休んで、冬眠していました(笑)
1月下旬の「大寒」は暖かかったですね 
ちょうどその頃、テレビの天気予報でこんな気候を「小寒の氷 大寒に解く」と言うのだと知りました 
日本語の奥の深さに驚くばかりです 
気候変動のちょっとした違いも表現する言葉があるのですね 「小寒の氷大寒に解く」、うーんうまい言い回しですね 
そこから転じて「ものごとが必ずしも順序通りいかないこと」のたとえとしても用いられるそうです
ところが、立春の声を聞いたとたんに寒波到来 
今年は一度も雪はないだろうと思っていたら、しんしんと降り積もりました 
久しぶりの雪景色でした 
Yukigeshiki
今年は各地で大雪だったようですね 
東京も2月は雪がよく降ったようですが、私の地方は立春過ぎの一度きりの雪でした

日中の日射しに暖かさが感じられるようになり、川の堤の梅も花を開き始めました
そろそろ梅もいい季節かなと思い、「しだれ梅」の名所結城神社に行ってきました 
ここは駐車場は無料だし、境内の梅園は500円の入園料がいるのですが梅園に入らないでも周りにけっこう梅があるのでお得です 
 
梅の種類によって開花がずいぶん違っていました 
まだ蕾が固い梅もありましたし、もう五分咲きほどの梅もありました

今週あたりから気温もあがりいっきに春到来となりそうです 
しばらくブログを休んでいたので、これから春便りをお届けしていこうと思っています


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